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防音性

カーペットやラグマットの防音性や吸音性について、実験で得たデータをもとにして検証しました。

カーペットは、防音性が高い!とよく言われるが、いったいどれほどの効果をもたらすのだろうか。

音が響かない無響室内での実験データを入手しました。
タッピングマシンを用いて(一定の叩く力で実験する為)床材を叩きます、そして各種床材ごとに発生した音の大きさを測定比較した結果、硬質床材(塩ビタイル、クッションフロア、フローリング)を叩いた時に比べて、カーペットを叩いた時の音の大きさが10~15dB(デシベル=音の大きさの単位)も小さいことが実験の結果分かりました。
一般的にデシベルの目安として、音が10dB大きくなると、人の耳には2倍の大きさに感じるといわれています。よってラグマットやカーペットなどのじゅうたんをひいている場合と、そう出ない場合とでは、2倍の違いがあることになります。

また、防音のみならず吸音についても実験が行われました。
その結果、
硬質床材よりもカーペットのほうが、全ての周波数において、吸音率が高いことが分かりました。

戸建て住宅においてもそうですが、マンションをはじめとする集合住宅においてはもっぱら、静かな生活環境を作っていかなければいけません。そのためには、屋外の音が室内に侵入するのを防ぐことのほかに、室内で発生する音を小さくし、その音が隣接する部屋に伝わらないように考慮し、工夫していく事が必要であると考えます。
生活環境によって生み出されるいわゆる騒音は、さまざまなものがあります。その中でも床面だけで考えてみたとしたら、たとえば、歩くことで生ずる歩行音。そして物を落としたり飛び跳ねたりしたときの落下衝撃音、それに椅子等を動かしたときの擦過音など、床面で発生する騒音は少なくありません。すなわち室内の騒音を小さくするには、床材そのものが優れた防音性能を備えていなくてはならないという事になります。
したがって、カーペットやラグマットといったものが、いかに重要になってくるかが分かると思います。

つまり、「防音性も吸音性も高い」。これが答えです。